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RSウィルスについてVol.105

更新日時:2014年10月04日(金) 
秋晴れの心地よい季節になりました。朝夕は、冷え込む日もありますね。空気が冷たくなってくると気になるのが、風邪などの感染症ですね。原因となるウィルスは数百種にも及ぶといわれています。

今回のママテラスは、赤ちゃんがかかりやすい感染症の 代表的な原因ウィルスの『RSウィルス』についてお話します。

【 RSウィルスとは? 】

名前があまり知られていないと思いますが、実は身近にあって秋から冬に流行する非常にポピュラーなウィルスです。1歳までに70%、2歳までにほぼ100%の子どもがかかると言われています。再感染もあり、何回も感染しますが、2回目からはそんなに重くなることはありません。流行は、秋から春までの長い期間にわたりますので、10月くらいには警戒をはじめて、4月くらいまでは注意しましょう。

【 どんな症状になるの? 】

◆潜伏期間
4~5日
◆症状
(上気道炎)
・鼻水・せき(嘔吐を伴うこともある)
・のどの痛みや腫れ
・発熱
(下気道炎)
・呼吸が浅く、呼吸数が増える
・呼吸がゼーゼーする 
・鼻で息をするようになる 
・哺乳ができなくなる

大人がRSウィルスに感染しても、軽い鼻かぜ程度で治りますし、赤ちゃんが感染した場合でも、症状がでてから8~15日くらいで治ります。乳児喘息と症状が似ているので、勘違いするママも多いかもしれません。ところが、症状が悪化すると、細気管支炎や肺炎を引き起こすこともあり、重くなると呼吸困難になって、入院が必要になる場合もあるのです。

【 早産児がかかるとどうなってしまうの? 】

赤ちゃんの体は、ママのお腹の中に40週前後いることで外に出てくる準備が整います。ところが、早産児は、早く産まれてきたので、ママから受け取る抗体が少なく、呼吸器の機能が未発達なため、重症化する危険性が高くなります。

※早産児とは?※
赤ちゃんは、通常在胎37~42週未満でママのお腹から出てきます。在胎37週未満を『早産児』といいます。1年間の総出産数に対する割合は約5%。20人に1人くらいが早産で生まれていることになり、年々わずかではありますが、増える傾向にあります。

早産児のなかでも、35週以降に生まれた赤ちゃんは、比較的、機能も体重も正期産児に近く、ほとんどの場合発達上の心配はありません。しかし、在胎30週未満の赤ちゃんは、体重も1500g未満で、体の機能も未熟な点が多いので、新生児集中治療施設などで養育・治療が必要となります。
早産児のリスクは多いものの、新生児医療の進歩により、軽度の発達の遅れや運動障害が残る割合も正期児よりは多くなりますが、大半が正常に発達します。

【 予防するには? 】

RSウィルスから赤ちゃんを守るには、まず予防です。RSウィルスは感染力が強く、おもちゃなどに付着すると、4~7時間は感染力をもっています。赤ちゃんは周りにおいてあるものを何でも口にいれたりするので、 アルコールティッシュなどで、こまめに消毒すること。
かぜをひいている大人はマスクをつけて唾液や鼻水が飛び散らないように 気をつけましょう。赤ちゃんは人ごみに連れて行かないことや日ごろから外出の後や調理・食事の前、 鼻をかんだ後などは、石鹸でよく手をあらいましょう。

※重症化を防ぐ注射薬※
RSウィルスは感染しても持続的な免疫ができにくにのですが日本でも重症化を防ぐ注射薬が認可されています。この注射薬は流行している期間(10月~)月1回の投与を継続して行います。1回目の注射は流行前に受けた方が望ましいので、秋口になったら準備が必要です。投与対象となる早産児は、お近くの医療機関にお問い合わせください。

可愛い赤ちゃんを感染症から守るには、まず、パパママが健康に過ごすことが大切です。ママが風邪気味だと、自分のことでせいいっぱいになりますね。日ごろからバランスの良い食事で自己管理をして、赤ちゃんの様子を注意深くみてあげてくださいね。

次回もお楽しみに♪ 
 
 
 
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