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知られざる、ハイハイの力!Vol.114

更新日時:2014年12月06日(金) 
知られざる、ハイハイの力!~ケガから子どもを守るために~

ひんやり寒~い季節は、ついつい家の中で過ごしがちな私たち。でも、子どもは元気いっぱい!どんなに寒くても、ずッ転んでも、キャッキャとお外で遊んでいる姿を見ると、ほほえましくなりますよね。しかし、最近の子どもたちは転んだ時、足や腕ではなく顔をケガすること"が増えているのだとか。

そして、そんな現状を改善すべく今見直されているのが、なんと「幼児期のハイハイ」なんです。そもそもなぜ顔をケガするこどもが増えたの?そして、なぜハイハイが良いの?今回のママコラムでは、知られざるハイハイの力についてご紹介します。

【 昔とくらべて腕の力が4割減! 】

では、なぜ顔をケガする子供が増えたのでしょうか?それは、子供たちの運動能力の低下があげられます。

もちろん、お外で遊ぶのが大好きな子どももたくさんいると思いますが、昔に比べると町の公園は減り、ゲーム機で遊ぶことが増えた最近の子どもたちは、お外で遊ぶ機会もかなり減っているようです。そのため、運動神経や反射神経、腕の力などが鈍っているのだとか。
とくに問題なのは、腕の力。今の子どもたちは腕の筋力が低下し、自分の体を支えられなくなっているのです。
東京都が30年前から続けている、両腕で体を支えて足を何秒間浮かせられるか、という腕の筋力を測る調査では、30年前の子どもの平均記録と比べて、今の子どもたちの記録は、なんと4割も減少しているのだとか。

【 ハイハイは身を守る力 】

ハーブティ なるほど、腕の筋力が低下しているので転んだときに手がでても、付いた手に力を入れることができず、結局体を支え切れずに顔や頭をぶつけてしまうというのですね。

では、腕の筋力が低下している原因は一体何なのでしょう。
その原因のひとつとして注目されているのが、「ハイハイの経験」です。早稲田大学の鳥居俊准教授によると、昔と比べると、早く赤ちゃんを立たせてしまい、十分に"ハイハイ"させていないことが関係しているのではないか、とのこと。ハイハイは、『体を支える力をつける』運動。この、赤ちゃん時代の最初の運動の経験が少ないことが、腕の筋力の低下につながっていたのです。

【 ハイハイの効果 】

ハイハイには、こんなたくさんの効果があります!

全身の関節や骨格筋を良く使う
全身を使うことによって、血行をよくする
骨格筋を動かすことによって大脳の働きを強くする
手のひら全体で体を支えることで、手指の動きが滑らかで力強くする
両腕を左右交互に動かすことで、胸の筋肉が発達する
骨格筋が発達し、呼吸力が高まり、声が出しやすくなる
首を立てて動くので、まわりを注意深く見ることが身につく
足を蹴ることによって、足の形や歩行能力が発達する

*一般的に、単に筋肉という場合、この骨格筋のことをさします。骨格を動かす筋肉のことで、大脳からの命令で、走ったり、投げたり、物をもちあげたり、口を動かしたり、目の瞬きをしたりと体を動かすのが骨格筋です。

【 ハイハイ遊びについて 】

ハイハイは、お子様の成長においてとっても大事な運動。ぜひ、小さいうちにハイハイ遊びをたくさんさせてあげてください。

◆ハイハイ鬼ごっこ
ママもハイハイをして、赤ちゃんと鬼ごっこ。ママが追いかけてくれた方が、赤ちゃんは楽しいようですよ。

◆ハイハイ散歩
散歩といっても、お家のなかのお散歩です。『トンネルだぁ!』机の下をくぐって、『くねくね道!』椅子の間をくねくね。『ふわふわ道だぁ!』お布団の上の柔らかい道をハイハイ。他にも、わざと狭いところを通り過ぎる、
『ここまでおいで~』と声掛けも楽しいですね。

◆ワニさん歩き
ハイハイに疲れたときは、おへそを床につけて、ワニさんのように床を這う。ゆらゆらバランスを楽しんでください。

親としては、早くタッチして歩いて欲しいところですが、ママ、慌てないで!ハイハイはいろんな身体の成長を促してくれます。小さなうちにたくさんハイハイさせて、ケガ知らずの元気なお子さんに育ててくださいね♪


次回もお楽しみに♪ 
 
 
 
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