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夫婦を壊す?産後クライシスVol.115

更新日時:2013年12月13日(金) 
妊娠の喜びの中、ママのおなかですくすく成長した赤ちゃんの誕生はママもパパも感動的なものですね。家族にとって幸せなイベントである出産のあとは、 夫婦で楽しい赤ちゃんの育児がスタートするのですが、『出産直後から妻の夫への愛情が急速に下がる』という産後クライシスが注目されています。

今回は、夫婦を壊す?産後クライシスについてご紹介します。

【 産後クライシスとは? 】

出産前は夫婦ふたりの生活であんなに仲良く楽しく暮らしていたのに、産後してすぐに、夫に対する不満がつのり、夫への愛情が 失せてしまい、夫の言葉や行動にイライラしたり、今までになかった 喧嘩が絶えなくなってしまう現象が『産後クライシス』といわれています。

【 産後は夫婦にとって危機? 】

ハーブティ 『夫を心から愛していると実感する』割合を追跡調査したところによると 驚きの事実がわかりました。以下は民間の調査機関ベネッセ次世代育成研究所がおよそ300人を対象に行ったもので、妊娠期、0歳児期、1歳児期、2歳児期にどのように愛情が変化したかがわかります。

◆夫(妻)への愛情を実感する
・妊娠期
男性・・・74.3パーセント
女性・・・74.3パーセント
・0歳児期
男性・・・63.9パーセント
女性・・・45.5パーセント
・1歳児期
男性・・・54.2パーセント
女性・・・36.8パーセント
・2歳児期
男性・・・51.7パーセント
女性・・・34.0パーセント

数字を見ると【0歳児期】の女性の下がるパーセントが急激なことがわかります。
『産後クライシス』が原因で、半数以上の女性が『離婚したい』と思ったことが あるとか、なんの問題もなく仲の良かった夫婦が、出産を機に1年足らずで離婚に至っている人もいるそうです。

【 産後クライシスは、いつ終わるの? 】

いったい、産後クライシスはどれくらい続くのでしょうか。
夫に対して不満をもつのは、産後のホルモンバランスの乱れからくる仕方のない 生理現象の場合もあるとは思います。ただ、実際は、育児、家事さらに仕事持つ女性も多く、夫の協力がなけれは、妻の負担ばかりが増えていき、いつしかその負担が、夫への不満につながっていきます。

夫からみると、家にいる妻がいつもイライラし、居心地の悪さから、妻との関わりを 減らすようになるという声もあり、『出産後は、夫もうつになりやすい』という海外のデータもあります。

産後すぐの時期の夫の育児参加の重要性が鍵になるといわれています。いちばん有効なのは、『産後に、夫婦で立ち向かうこと』です。それぞれの想いを言葉にして、伝えて話し合うことが産後クライシスからぬけだす 近道になります。

【 産後クライシスの克服方法は? 】

① 夫に、何をして欲しいかを言葉で伝える。
ガマンをせずに自分の体の状態や今の気持ち、してほしいことを夫に言葉で伝えるのは 大切なことです。『言わなくてもわかって!察して欲しい!』と思ってもなかなか通じないものです。

② 家事に協力してくれた夫をほめましょう。
相手をほめることは重要なことです。直接『ありがとう、たすかったわ』というのもいいですが、『ママ友を通して夫をほめてもらう』という高度のテクニックを使って、家事や育児に促すのはどうでしょうか。男性は『すごい』と言われることが好きという指摘もあります。

③ 家事に慣れていない夫は、『6割でOK』と考える。
男性に手伝ってもらった場合、自分と同じようにできることを期待しないようにしましょう。『家事の完成度は6割でOK』。続けているうちに男性の家事や育児能力は一般的に上達するものです。


産後は夫婦にとってクライシスであると同時に、夫婦間の絆を深めるチャンスでもあります。

産後クライシスになったとしても、ふたりで解決した夫婦は、夫婦仲も子どもとの関係も良くなり、この時期を上手に乗り越えれば、子どもの思春期や定年退職後の夫婦ふたりの生活といった変化にも、立ち向かう態度が作りやすくなります。

家族にとって大きな意味のある時期というふうにとらえていただきたいと思います。

次回もお楽しみに♪ 
 
 
 
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