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風疹から赤ちゃんを守る!Vol.119

更新日時:2014年01月17日(金) 
昨年、妊娠中のママが風疹に感染して、障害を持って生まれてきた赤ちゃんの数が、過去最多だったそうです。風疹は、春から夏にかけて流行することが多く、厚生労働省では、妊娠前の女性、その周りの人にも予防接種を打つなどの対策を取るよう呼び掛けをしています。
今回は、生まれてくる赤ちゃんを守るために、今、出来ることをご紹介します。

【 風疹とはどんな病気? 】

風疹の主な症状は、発熱と翌日くらいに小さくて細かい発疹が顔からではじめ、全身に一気に広がります。リンパ節(耳の後ろや後頭部)が腫れて痛むこともあり、目が充血する、関節痛がある人も多くみられます。
一方、30%くらいの人は、感染しても症状がでないため、気づかないうちに周りにいる妊婦の人にうつしてしまうこともあります。

【 誤解しないで!「1回かかったら大丈夫」 】

『子どものころに風疹にかかった』『ワクチンの接種を受けました』風疹は一度かかると、生涯風疹にかかることはないといわれていますが、子どものころの記憶がある人の中には 実際には『はしか』や『リンゴ病』などの別の病気だったケースも少なくありません。

また、予防接種については、1回の予防接種ではウィルス感染を防ぐ『抗体』が 十分作られないケースがあり、平成2年4月1日以前に生まれた人は、子どもの頃に1回しか接種していないと思われます。今の子どもたちはワクチンの効果を高めるために、2回の接種を受けています。
『昔、1回かかったから、1回接種したから大丈夫!』という思い込みに注意が必要です。

【 妊婦さんがかかるとなにが怖いの? 】

赤ちゃん 妊娠20週頃までの妊婦が感染すると、おなかの赤ちゃんに影響がでるので注意が必要です。赤ちゃんの目や耳の障害、心疾患、発達以上などの『先天性風疹症候群』で生まれる可能性があります。本人も周りの人も、妊娠していることにまだ気づいていない『無警戒』な時期の感染のおそれもあります。赤ちゃんが生まれてすぐに障害がみられず、しばらく経ってから白内障の症状がでて手術が必要になったという ケースもあります。

生まれてくる赤ちゃんを守るためには、妊婦さんだけでなく、周りの多くの人が 風疹にかからないようにするのが重要ですね。

【 風疹ワクチンを接種しよう 】

◆風疹ワクチンは2種ある!
・単独ワクチン…風疹だけを予防する
・混合ワクチン…風疹とはしかの2つを予防する
接種から抗体ができるまでには、2、3週間かかるので、注意しましょう。

◆接種費用はこれくらい
最寄りの内科、小児科で受けることができます。
費用は、単独ワクチンは、4,000~8,000円前後 混合ワクチンは、7,000~12,000円前後といわれています。事前にお住まいの医療機関に確認をしましょう。 また、市町村によっては、接種費用の一部または全額を助成するところもあります。

◆注意事項
接種は必ず医師と相談してください。妊娠の可能性のある人、妊娠中の人は接種できません。 また、ワクチン接種後2ヶ月間は妊娠しないようにしましょう。

【 風疹ワクチンの安全性は? 】

現在、原則としてすべての1歳児と小学校入学前1年間の幼児に、はしかと風疹の 混合ワクチンが接種されています。では、安全性はどうでしょうか。国立感染症研究所では、『風疹ワクチンは、副反応の少ない安全なワクチンのひとつです』と公式サイトで示しています。
ただし『副反応として、全身のじんましん、ショック、アナフィラキシー様症状、また、まれに(100万人接種あたり1~3人程度)急性血小板減少性紫斑病の報告があります。その他の副反応は、リンパ節の腫れ、関節痛、発疹、紅斑、掻痒、発熱などをみることがあります。成人女性に接種した場合、『子どもに比べて関節痛を訴える人が多いといわれています』と 説明もしています。

風疹から赤ちゃんを守るために、風疹に対する正しい知識をもち、予防接種の必要性を感じていただきたいと思います。おなかの赤ちゃんを守るのはママだけじゃなく周りの方の意識も大切です。ストップ風疹!健康な赤ちゃん誕生を願っています。

次回もお楽しみに♪ 
 
 
 
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