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子宮内膜症 写真

我慢しないで!子宮内膜症Vol.125

更新日時:2014年02月28日(金)
先週、女医でタレント活動もされている友利新さんが、自身のブログで妊娠を発表しましたね。その中で、子宮内膜症で治療をしていたことも明らかになりました。30代女性に急増している子宮内膜症。一体どのような病気なのでしょうか? また、友利新さんも、心のどこかで「妊娠は難しいかもしれない」と覚悟をしていたと綴っていますが、子宮内膜症と不妊の関係は?

【 子宮内膜症とは? 】

子宮内膜症は、子宮の内側に存在する子宮内膜が、卵巣や腹膜などの子宮以外の場所で増殖、剥離を繰り返す病気です。本来の場所である子宮の内側から剥がれ落ちた子宮内膜は、月経期になると月経血として体の外に流れ出ます。他の場所で増殖した子宮内膜も、本来の子宮周期と同じような変化が起こり、剥離・出血しますが、子宮内膜や血液を体外に出すことができずに体内にとどまることになります。

主な子宮以外の場所とは、卵巣、ダグラス窩、S字結腸、直腸、仙骨子宮靭帯、 膣、外陰部、膀胱、腹壁、へそなどです。

【 こんな症状は要注意! 】

子宮内膜症はまったく症状のない人もいます。子宮内膜症の症状は個人差がありますが、 代表的な症状は、月経のたびに月経痛がだんだんひどくなってくることです。月経痛のほかには、月経困難症、過多月経、不正出血、性交痛。 月経時以外の腰痛・股関節痛・下腹痛などの症状もあります。
また、子宮内膜症は不妊と関係があると言われています。『痛み止めのお薬を手放せなくて』『この頃いつものお薬が効かなくなってきたわ』などという方は、早めに婦人科を受診されることをオススメします。

【 こんな症状は要注意! 】

子宮内膜症 子宮内膜症が不妊の原因であるとハッキリしているわけではありませんが、 子宮内膜症の場合は不妊の要因のひとつになるというのはぬぐえないようです。

◆不妊症について
避妊せずに2年以上(あくまで目安ですが)妊娠しないことをいいます。現在10組に1組のカップルが不妊症ではないかといわれています。不妊の原因は、男性・女性双方に見られ、 男性側の問題をみると、精子をつくる機能や 精子の通り道のような内因的なものが多いようです。一方、女性側からみると、ストレスやダイエットなどからくる ホルモンバランスの崩れによる排卵障害や排管障害が考えられ、 子宮筋腫・子宮頚管の精子通過障害、受精卵の子宮着床困難なども原因と考えられます。女性の場合は外因的と内因的の両面の要因があるようです。

◆子宮内膜症の人も妊娠できる!
『わたし、妊娠できるかしら……』と不安な女性も多いと思います。子宮内膜症は、妊娠と関係のある病気ではあります。ただし、結論としては、『妊娠は可能・出産も可能』です。この子宮内膜症は、一般的には20~30代の出産経験のない女性に多い病気。妊娠出産を経験すると改善されることもあります。

【 子宮内膜症の治療 】

子宮内膜症は閉経まで治らない病気だとされていますが、治療をしなければ、どんどん進行して悪化していく場合があるので、早期の治療、そして長期的な治療で進行を抑えることが大切です。

腹腔鏡手術でお腹の中をきれいにするなど、 子宮内膜症の治療法はいくつかありますが、 薬物治療を行っている間は排卵が抑制されるため妊娠はできません。
手術を行う場合は、軽症の人ではある程度妊娠率の改善が見られますが、重症化して卵管や卵巣が子宮内膜症の病変に巻き込まれて癒着してしまっているような 場合には、手術をしても自然妊娠が難しいケースがあります。子宮内膜症はじめ、若い女性に急増している子宮系の病気は、早期治療をするかしないかで、その後に及ぼす影響が、大きく変わってきます。

いづれにせよ、月経痛がひどい、不妊に悩んでいるなど、「この痛みは?なにか違和感がある!」と思ったら、ぜひ病院へ行くようにしましょう。
明るく前向きに病気に向き合っているおふたりのもとに、可愛い天使が舞い降りることを願って……。


次回もお楽しみに♪
 
 
 
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