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ぜんそく

秋はぜんそくのシーズンVol.151

更新日時:2014年08月29日(金) 
すっかり気候も落ち着いてきましたね。
過ごしやすいし、食べ物はおいしいし、秋が大好き! という方も多くいらっしゃると思いますが、 秋は急激に気温が下がったり、台風が多かったり、 気候の変化が激しいため、ぜんそく発作のシーズンでもあります。

とくに、最近は小児ぜんそくが増えてきているのをご存知ですか?
今回のママコラムでは、年々増加する『小児ぜんそく』についてお話します。

【 小児ぜんそくとは? 】

・どんな病気?
『ぜんそく』は、気管支などの気道(空気の通り道)が 炎症をおこして狭くなる病気です。
ぜんそくの気道は肺へ空気をおくる流れが悪くなっているので、 外からの刺激に過敏に反応が起こりやすくなっています。
そのため、気道が収縮し、タンや咳が出たり、発作的に息苦しくなったりします。

・なにが原因?
大気汚染や家屋構造の変化にともなうダニの繁殖、 さらに食生活の変化や動物の毛やストレスなど、 小児ぜんそくの原因は複数の要因が考えられます。

約90%の人はアトピー体質をもっており、 ダニやハウスダスト、動物の毛、カビ、花粉などの アレルゲン(アレルギーの原因物質)を吸入することによって発症するのです。
とくに、秋はぜんそくが起きやすい季節。 理由は、気温の変化、自律神経の緊張、アレルゲンの増加などによります。
季節の変わり目はどうしても不調になりがちなので、注意が必要です。

・どんな症状?
咳がとまらなくなって息が苦しくなったり、 呼吸するたびにゼイゼイ、ヒューヒューと笛のような音(呼吸音)がします。
一日のうちでは、夜や早朝に症状がでやすいのが特徴です。
ぜんそくの症状で夜、目が覚めたり、胸や気管部が痛むこともあります。。

【 増加する、小児ぜんそく 】

小児ぜんそく ぜんそくをもつ子どもたちの率は、1964年には0.7%でしたが、 2000年の調査(日本学校保健会)では7%となり、10倍に増加しています。
文部科学省の発表によると、2013年度ぜんそくの者の割合は、 幼稚園2.1%、小学校4.2%、中学校3.2%、高校1.9%。 年齢別にみると、6歳からで急にぜんそく持ち率が増加しています。
たとえば、小学校のクラス人数約25人のうち約1.1人。 中学校約29人のうち0.9人にぜんそく持ちがいることが考えられますね。

これは、小学校という環境がぜんそくを誘発するということではなく、 身体検査を綿密にすることや、保護者の健康意識が高くなってくることから ぜんそくが判明することで、割合が多くなっています。

【 小児ぜんそくの治療法は? 】

ぜんそくは、発作が起こると息をするのが苦しくなり、 体力も消耗しやすいので、症状がきついほど辛い病気です。
では、ぜんそくは治る病気なのでしょうか。 気管支ぜんそくが自然に治るケースは、子どもでは5~7割、 成人では1割以下といわれています。
一度なったら、一生つきあわなければならない場合もありますが、 適切な治療を行えば症状が出ないようにすることや、 薬の服用などを止めて家庭で経過をみる状況まで回復することも可能です。

>◎吸入ステロイド剤
ぜんそく治療として多く用いられているのが『吸入ステロイド剤』です。
口から直接吸入することによって、直接気道に到達して気道の炎症を抑制します。
気道の炎症をおさえることによって、肺機能や気道過敏性を改善することができま す。
症状がでていなくても気道の炎症は残っているため、 吸入ステロイド剤は、発作のなくても毎日継続することが大切です。

◎今日からできる、お部屋の環境整備
吸入ステロイド剤などによる治療で、 ぜんそくをコントロールできるようになりましたが、 なんといっても、普段の生活環境を良くすることが、 ぜんそくの症状を抑えるポイントです。

アレルゲンを減らすために掃除はこまめにするのがオススメ☆
①寝具類…1~2週間に1回1㎡につき20秒以上掃除する【晴れた日は太陽にあてて から)
②寝室はできるだけ毎日掃除機をかける。
③カーペット敷きの部屋も毎日~3日に1回掃除機をかける。
④日頃つかっていない毛布などを使用する場合は使用前に太陽にあてて掃除機もか ける。
⑤寝具類(シーツ、カバー類)は、少なくとも1週間に1度は洗濯する。
⑥乾燥機は、殺ダニ効果が期待できるので、使用するといいでしょう。
⑦部屋の換気をよくする。空気清浄機でアレルゲンをおさえるのも可。
⑧部屋の湿度にも気をつける。梅雨明けには大掃除する。


小児ぜんそくは、治療を継続することによって、多くの人は成長するにつれて自然 に発作がでなくなり、大人になる前に改善する病気です。
症状や発作への適切な対処がぜんそく改善の近道ということを知って、ぜんそくを 上手にコントロールしてくださいね。

次回もお楽しみに♪
 
 
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