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ママコラム

体重管理

食欲の秋に気をつけたい!妊婦さんの体重管理Vol.156

更新日時:2014年10月03日(金) 
「食欲の秋」という言葉の通り、過ごしやすい気候で食欲も出やすい時期になりました。
特に妊婦さんは体重増加に要注意。「赤ちゃんのためにも」と、ついつい量を食べ過ぎてしまいがちです。
カロリー摂取のしすぎや、運動不足…など、 体重管理には気をつけたいものですね。

今回のママコラムは、妊婦さんに特に気を付けていただきたい体重管理につ いてお話します。

【 望ましい体重増加って? 】

体重管理 妊娠中はママとおなかの赤ちゃんのために、食事の内容や量に気をつけてい るママも多いと思います。
では、ちょうどいいの体重増加とは、どれくらいでしょうか。

・体重増加量の目安
妊娠前の体型(BMI数値による肥満度)によって異なります。
・BMI 18.5未満の方の目安は9~12kg(やせ型)
・BMI 18.5~25未満の方の目安は7~12kg(標準型)
・BMI 125以上の方の目安は5~7kg(肥満型)
BMIの計算式(BMI=妊娠前体重(kg)÷(身長(m)×身長(m))
・体重管理のペース
妊娠初期、おなかの赤ちゃんの成長は少しずつなので、ママもあまり体重増 加を気にする必要はありません。
体重管理をする時期は妊娠16週頃にスタートしましょう。
中期は3~4kg、後期には4~5kg、最終的に望ましい体重になるようにしまし ょう。
また、体重増加のペースは1週間に500g程度が目安です。

【 体重増加によるリスク 】

どうして、体重管理が必要なのでしょうか。
また、体重が増えすぎることのリスクはどのようなことがあるのでしょうか 。

・体重増加が少ない場合のリスク
・赤ちゃんが低出生体重児になる
・子宮内胎児の発育遅延
・貧血になりやすい
・切迫流産た切迫早産になりやすい
・生まれた赤ちゃんが将来生活習慣病を発症が高い

・体重増加が多い場合のリスク
・妊娠高血圧症候群(妊娠中毒症)になりやすくなる
・妊娠糖尿病になりやすくなる
・微弱陣痛になりやすく、お産が長引くことが多い
・脂肪の増加によって、妊娠線ができやすくなる
・おなかの赤ちゃんが巨大児になり、出産時のトラブルが起きやすい
適正体重増加内におさまるように、食生活には気をつけるようにしましょう。

【 いきすぎた体重管理はNG! 】

「体重管理は重要!」とはいえ、やりすぎはNGです。 以下の項目には注意してくださいね。

◆ダイエット
体重管理は太りすぎることに目がいきがちですが、最近の傾向として女性の スリム志向(ダイエット志向)から増加を抑える人が増え、痩せ型妊婦から は、低出生体重児を出産することが多くみられます。
おなかの中で十分な栄養を摂ることができないと、胎児は栄養不足から成長 の抑制、体の組織機能の未発達につながります。
小さく生まれた低体重児(2500g以下)は、成人後に高血圧・心臓病などの成 人病にかかる可能性が高くなります。

◆過度な体重管理
体重管理を重点的に食生活などをおくることによって、実は『諸外国に比べ て、妊婦の栄養状態が悪い国、日本』と言われています。
10人に1人が低体重児で生まれてくるということが起こっているのです。
厚生労働省は2006年に『妊産婦のための食生活の指針』を出しました。
おな かの中の赤ちゃんの健やかな成長のために、過度な体重管理に気をとられな いで、しっかり食べて、栄養を摂るようにしましょう。

◆無理な運動
妊娠中期に入り安定期になると適度な運動をすすめられます。
体重管理の点からも良いことですが、激しい運動によって、流産や早産の危険があります 。
体を鍛えるという運動よりも、散歩やマタニティヨガ・マタニティスイミ ングのような『気分転換をする』ことに重点をおいて楽しむようにしましょ う。

【 体重管理のコツ 】

楽しんでほしい妊娠期間。
妊娠がわかって、つらいつわり、頭痛や眠気など の時期をすぎると、産科のお医者さんからは体重増加の注意を受けますが、 体重の増加に過敏になってストレスがたまったりしていませんか?
自分のためだけでなく、おなかの赤ちゃんのためにも、ちょっとした体重管理のコツで幸せな気持ちで妊娠期間を過ごしてくださいね。

◆和食中心のメニューにする
和食の基本『一汁三菜』のメニューは、栄養バランスが良く、低カロリーな ものが多いので、ピッタリです。
塩分をおさえるために汁物は1食にし、塩分控えめの酢の物などを取り入れ ましょう。

◆食器の工夫を
栄養バランスを考えて作った食事をワンプレートに盛り付けると、食べ過ぎ を目からも確認できます。
カフェ気分で楽しいお食事タイムにもなりますよ♪

◆お昼寝の時間もひと工夫
例えば、お相撲さんの生活リズムをみてみると、運動~食事~睡眠というリズムで体重を増やしていくそうです。
そこで、お昼寝タイムをなるべく朝のうちや、お昼ご飯前など、食事前にも っていきましょう。
妊娠中はとにかく眠くなります。体がだるくなったりどうしても眠い時は母体も胎児も眠い時、無理をしないでお昼寝をしましょう。

ママはおなかの中の赤ちゃんを育てているということを忘れないでください ね。
体重管理は『食べ過ぎない』というのがポイントです。しかし『やりすぎな い』というのも大切なこと。 あまりにも意気込み、痩せすぎてしまう、また気にしすぎて疲れてしまうこ とのないよう、ご自身のペースで体重管理を行ってください。
個人差がありますが、適正な体重増加は、赤ちゃんの成長と妊婦の出産時の 体力のためにも必要なことです。


次回もお楽しみに♪
 
 
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