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ママコラム

妊娠痛み

妊娠・出産の“痛み”を和らげるVol.165

更新日時:2014年12月5日(金) 
妊娠から出産まで、赤ちゃんを産むということには、様々な“痛み”を伴います。
「出産ってどれほどの痛みなんだろう」「出産後も痛みは続くのか、不安…」と、心配な方も多いのではないでしょうか。

今回は、妊娠中から出産までの“痛み”とその和らげ方にまつわるお話しです。
妊娠痛み

[参考]妊娠痛みを和らげる

【 妊娠中の痛み 】

まずは、妊娠中の痛みについてです。

◎お腹が張る痛み

お腹が張る痛みは、妊娠時期によって理由が異なります。

まず、妊娠初期にお腹が張る主な原因は、妊娠によって子宮が大きくなり始めるからです。
そして安定期に入ると、いつもより動いた時、例えば家事やお仕事などで動き過ぎると張り痛みを感じる人もいます。
妊娠後期に入ると、子宮が大きくなり子宮の筋肉が張りやすくなるため、頻繁にお腹が張るように。
体の冷えは特に張りの原因になりますのでご注意を!


●和らげる方法

お腹が張ったら、ソファなどに横になり安静にするのが一番。 なるべくお腹は圧迫しないように、ベッドやソファで横になりましょう。

外出時は、振動によってお腹の張りがさらに強まります。
電車の場合は、下車してベンチなどで座り休んでくださいね。
安静にしても30分以上張りが続くときは、病院に連絡をしましょう。
また、お腹を冷やすことは厳禁!妊婦さん用の腹巻きをしたり、水分をとるときはなるべく常温のものを選びましょう。


◎腰痛の痛み

妊婦さんの腰痛の原因は「妊娠に伴うホルモン分泌の影響」と 「重心が変化し関節への負荷が強まる」というこの2つが大きな原因となっています。

妊娠をすると“リラキシン”という関節を緩める作用のあるホルモンの分泌が盛んになります。 これにより、関節が緩み筋肉や関節に負担がかかり、腰痛を招くことになります。

また、お腹が大きくなるにつれて、重心のバランスを保つために、自然と腰を反らせたような姿勢になります。
すると骨盤の傾きにも変化が生じ、腰を支える筋肉の負担が増加してしまうのです。


●和らげる方法

妊娠によっておこる腰痛の痛みをやわらげるには、まず腰への負担を減らすことです。
適度な運動をして予防と妊娠中の腰痛を解消しましょう。

・日常生活で腰痛を対処するには

重たいものを持ったり、上の子を抱っこするときは、腰を曲げるのではなく、 まっすぐの姿勢のまま、片膝を床につけてゆっくり持ちあげましょう。
かがむときも同じく腰はまっすぐにしてゆっくり腰をおろしましょう。

また、重心がやや後ろにある方がラクなので、靴は2~3cmくらいのヒールのものが歩きやすいようです。
お風呂はシャワーではなく、なるべく半身浴で筋肉を温めてください。冷えは腰痛を悪化させる原因になります。
冷え症を改善するハーブティーもありますので、体の中から温めておきましょう!

・骨盤ベルトの活用

我慢できないような腰痛のときは、腰全体を支える『骨盤ベルト』を使用することも考えてください。
おなかの下につけるので、赤ちゃんを押さえつけてしまうことはありません。
骨盤ベルトの代わりに、生ゴム製の腰痛ベルトや柔道の紐、さらしなどでも効果が望めるようです。

・四つんばい体操でセルフケア

腰痛改善のセルフケアをやってみるのもひとつです!

①両手両足を肩幅くらいに開いて、息を吐きながら、おなかを持ち上げて5秒間静止する。(息はゆっくり)
②息をはきながらおなかを落として、5秒静止。
①と②を5回繰り返して1セット。まず、朝と晩1セットから始めましょう。
ゆっくり動くことがポイントです!腰をのばして心地よい程度にしてください。

・マッサージで痛みを軽減。

これは妊婦さんひとりではできませんので、パートナーに手伝ってもらいます。
姿勢はシムス位(片足を曲げたうつ伏せに寝の姿勢)か、椅子にまたがり、背中から腰をだしてマッサージしてもらいます。

①両手の平で腰から背中、下から上に向かってマッサージ。
②背筋を広く優しく揉みほぐす。
③お尻の痛いところから腰に向かって、親指か手の平でマッサージ。やや強めでもOK!

いろいろな対処法がありますが、決して無理はしないようにしてください。 改善しない場合は病院を受診するようにしてくださいね。。

【 出産時の痛み 】

さて、一番気になるのはやはり出産時の痛みではないでしょうか。
たまに「出産はあまり痛くなかった」という方もいらっしゃるようですが、 出産は間違いなく「痛い」もの。尋常ではない痛みです。

◎陣痛の痛み

この“痛み”の正体はご存知の通り“子宮の収縮”です。 感覚で言うと「ものすごく強い生理痛」に近いと言われています。
また、発汗、寒気などを感じたり、感覚が敏感になるなどの感覚が伴う人もいるようです。
しかし、陣痛の痛みは個人差がとても大きいものなので、 「必ずしもこうなる!」というものではありません。

また、陣痛は始まって入院してから、赤ちゃんが生まれるまで、 ずっと痛みがあるわけではないのです。生理痛のような鈍痛が続き、 そして間隔が短くなり、痛みが強くなったところで分娩室へ入り、 いきんだり、いきみを緩めたりしながら出産するのです。

●和らげる方法

陣痛の痛みを和らげる方法はどのような方法があるのでしょうか。

・呼吸法の工夫
呼吸は緊張すると早くなったり、過呼吸パニックになったりもします。大切なことはリラックス。
お産の進行に合わせた呼吸法で緊張が和らぐと産道も柔らかくなり、赤ちゃんが通りやすくなります。

母親教室などで呼吸法を教えてもらっても、いざ本番になってあまりの痛さに良い呼吸ができなくても、大丈夫です。 助産師さん、看護師さんがそばで指導してくれますので、陣痛に合わせた呼吸をすることができますよ。

ポイントは、
①口から大きく長く息をはくこと。吐ききると自然に息を大きく吸うことになります。
②赤ちゃんが今どのあたりに降りてきたのか、赤ちゃんはどのような状態なのかをイメージトレーニングを事前にしておくこと。本番でリズムをとることが出来れば、ママも赤ちゃんも陣痛の痛みが和らぐのです。
なお、呼吸法には、『ラマーズ法の呼吸法』『ソフロロジーの呼吸法』があります。

【 先輩ママたちのアドバイス 】

・自分の好きな曲をまとめて、入院してから分娩室へ入るまでずっと聞いてリラックスした。
・好きな香りを浸み込ませたタオルハンカチをそばに置いて、陣痛の合間に香りをかいで陣痛を和らげた。
・呼吸法は長時間になると喉がカラカラになるので、 ちょっと甘みのある飲み物を、飲みやすいようにストローをセットした栓でこぼさないように飲んだ。
・正しい呼吸法で頑張っていても、空調のきいた病室は暑く汗が流れるほど。やさしい風をうちわで送ってもらった。

和らげる方法はいろいろありますが、自分に合ったリラックス方法を見つけることが大切です。 陣痛の波に合わせてリラックスできれば、体力の消耗も抑えることができます。

【 『後陣痛』の痛み 】

また、出産を終えてからも陣痛はあります。
子宮を妊娠前の大きさに戻していく「後陣痛」です。 子宮が元の大きさに戻るため収縮するときに伴う痛みです。 入院中は時々感じることがあります。
出産時から元に戻るまでは、1ヶ月程かかりますが、それほどは続かないのが一般的。 入院中に後陣痛がなくなる人が多いようです。


このように様々な痛みがありますが、女性の身体はちゃんとこの痛みに耐えられるようにできています!
また、どれだけ痛みを感じても「2人目が欲しい」と思うママもたくさんいるのは、きっとこの強い痛み以上に、赤ちゃんに出会えた幸せが大きいからなのでしょうね。

不安を抱え込みすぎず、自分なりにリラックスして妊娠・出産の痛みを乗り越えましょう!!

参考「gooベビー」「Allabout医療・健康」「ラルーン」

次回もお楽しみに♪
 
 
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