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ママコラム

足湯

妊娠中の食中毒“リステリア菌”にご用心Vol.193

更新日時:2015年06月26日(金) 
暑くなってくると気になるのが、食中毒です。
妊娠中ですと、ママだけではなくお腹の赤ちゃんへも悪影響があるので心配ですね。

特に注意したいのが「リステリア菌」です。

この菌に感染すると、流産や早産の原因になってしまうことがあり、妊婦さんにとってとても危険なのです。
妊娠中の食中毒

[参考]食中毒

リステリア菌の特徴は?

リステリア菌は、食品を介して人へ感染する菌で、発育温度が0℃~45℃と幅広いため 冷蔵庫に食料を保管していたとしても繁殖します。
他の細菌に比べて耐塩性も強く、10%の食塩濃度の中でも増殖するといわれています。
また、潜伏期間は1日未満から91日とされており非常に広範囲です。

妊婦さんは、妊娠していない人に比べて約20倍も感染しやすいと言われており、特に妊娠週数の後半に入ると、細胞性免疫が低下するためより注意が必要なのです。

妊婦さんが感染するとどうなるの?

一般的に、リステリア菌にかかると出てくる症状が次の通りです。
インフルエンザに近い症状のようです。

・吐き気・嘔吐
・頭痛
・発熱(38℃~39℃の高熱)
・悪寒
・体の節々が痛くなる


また、妊婦さんの場合ですと上記の症状がたとえ軽い場合でも、胎盤からお腹の赤ちゃんへ感染してしまうと非常に強い影響を与えてしまうことがあります。

最悪の場合、死産や流産の原因となる可能性もあるのです。

また赤ちゃんは子宮内感染や、出産時に感染することもあり、髄膜炎や脳炎を引き起こすこともあります。
感染した赤ちゃんの致死率は20~30%と、非常に危険です。

控えたほうが良い食材はあるの?

もちろん必ず感染するわけではないですが厚生労働省「リステリアによる食中毒」の食品例によると、なるべく控えたい食材は次の通り。

・生ハムなどの食肉加工品
・未殺菌乳、ナチュラルチーズなどの乳製品(加熱をせずに製造されるもの)
・スモークサーモンなどの魚介類加工品

また、過去にはコールスローなどのサラダでリステリアによる集団食中毒が発生した事例があるようです。
冷蔵庫に長期間保存されて、加熱せずにそのまま食べられる食品には要注意!ということですね。

リステリア菌に感染しないためには?

冷蔵庫に保管しておいても繁殖するリステリア菌ですが、きちんと食材を“加熱”することで感染を防ぐことができます。
◎感染しないための対策◎
・お肉類はしっかりと加熱すること。
・生野菜や果物を食べるときはしっかりと洗う。
・滅菌していない生の牛乳などを避ける。
・包丁、まな板をよく洗う。(熱湯をかけて消毒しましょう!)
・フェタチーズ・ブリーチーズ・カマンベールチーズ
 ロクフォーチーズ・メキシカンスタイルチーズは食べない。
・冷蔵庫の保存を過信せず、開封後はすぐに食べる。


以上、難しい対策ではありませんので、ぜひ実践してくださいね!
少し意識するだけで、感染を防ぐことにつながります。

リステリア菌以外のその他の食中毒もしっかりと対策を知り、安全なマタニティライフをお過ごしください。
参照: 「厚生労働省 食べ物について知っておいてほしいこと」「厚生労働省 リステリアによる食中毒」「知っておきたい健康の知識」「妊婦妊娠生活応援サイト」

次回もお楽しみに♪
 
 
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