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ママコラム

夏バテ

秋の肥満に要注意!妊娠糖尿病のリスクVol.203

更新日時:2015年09月04日(金) 
美味しい誘惑が多い秋は、妊婦さんにとって体重管理に気をつけたい季節。
多少の体重目標値のオーバーは問題ないとしても、日々の積み重ねとちょっとした気の緩みは危険を引き起こします。
妊娠中の体重の増えすぎや肥満は、難産になる確率が高まるといったリスクの他に「妊娠糖尿病」にかかるリスクも高くなっています。
今回は、「妊娠糖尿病」がもたらすリスクや、注意すべきことなどを理解していきましょう!
秋の肥満対策

[参考]体重管理

■妊娠糖尿病とは?

妊娠糖尿病は、「日本産婦人科学会」によると、

“妊娠糖尿病とは、妊娠中にはじめて発見された糖代謝異常です。
なお、妊娠前から既に糖尿病と診断されている場合や、妊娠中に“明らかな糖尿病”と診断された場合は妊娠糖尿病には含めませんが、これらは妊娠糖尿病より重度の状態ですので、血糖をより厳密に管理する必要があります。”
となっています。

妊娠前から糖尿病と診断されている場合はこれには当たらない、ということですね。
主な原因は、妊娠中に分泌されるホルモンの影響で血液中の糖の分解が難しくなる、ということ。
糖尿病とはこれまで全く縁のなかった妊婦さんの約10%がかかると言われており、重度の症状でなければ心配しすぎる必要はないですが、放っておくのも危険な病気です。

■妊娠糖尿病にかかりやすい人の特徴

かかりやすい人の特徴としては次のようなことが挙げられます。
・妊娠前から肥満である
・家族に糖尿病の人がいる
・35歳以上の高齢出産
・羊水過多症
・妊娠高血圧症候群
・巨大児分娩既往


・習慣流早産歴・周産期死亡歴 ・巨大児の分娩既往
このような特徴に当てはまる場合は、特に積極的に検診を受けるようにしましょう。
ただし、家系的にも糖尿病とは無縁であり、また肥満でもない痩せ型の妊婦さんでもかかる可能性は十分にありますので、妊娠中は日々規則正しい食生活が大切なのです。

■ママの体と赤ちゃんへの影響

妊娠糖尿病にかかった場合、ママにもお腹の赤ちゃんにも影響があります。
まずママへの影響は、妊娠中毒症、羊水過多症、また流産や早産などの危険性が高まります。
その他感染症にかかりやすくなったり、だいばん胎盤早期剥離といったリスクなども高まるのです。

また、赤ちゃんへの影響は、ママの血糖値が高いと赤ちゃんも高血糖状態で、巨大児になったり(この場合ママが帝王切開になります)、奇形児になったりという可能性が高まります。
無事に生まれてきてもその後の発育が遅れることも十分に考えられるのです。

怖いリスクがたくさん並びましたが、血糖コントロールで防ぐことができますので、きちんと食事に気をつけている場合は必要以上に不安にならなくても大丈夫です!

■妊娠糖尿病を予防する食事のポイント

妊娠糖尿病を予防するには、日々の食事面の意識がとても大切です。
・なるべく規則正しい時間を決めて1日3食、栄養の偏りがないように食事をする。
・鉄分を積極的に摂取する。ほうれん草やひじきなどがおすすめ
※レバーは妊婦さんが摂り過ぎると良くないビタミンAも多いので、食べ過ぎには注意。
・良質のタンパク質を摂る。(ササミや大豆がおすすめ。)
・ご飯やパンなどの炭水化物の摂取量には注意する。
・ジュースやスポーツドリンクの飲み過ぎに注意する。
・洋食より和食を心がける。

■運動で基礎代謝率を上げることも大切

食事面の注意で十分な予防ができそうですが、意識的に運動をすることも大切なんです。
運動不足になってしまうと、基礎代謝率が下がり脂肪の多い体型になってしまいます。
もちろん激しい運動は避けるべきなので、生活の中でも簡単にできるような運動を習慣づけることをおすすめします!

例えば、なるべく階段を使うようにする(必ず手すりを持ちましょう!)、
お風呂上がりには無理のないストレッチをする、近場であればお散歩がてら歩いて行く、 など気がついた時に意識的に体を動かすだけでも効果はちゃんと現れます。
お医者さんの許可をもらえたら、マタニティスイミングやヨガなどにトライしてみましょう!

■出産後に気をつけたいこと

妊娠糖尿病にかかると、かからなかった人に比べて糖尿病にかかる確率が約7倍と言われているため出産後も定期的な検診に行きましょう。
出産から約6週間~12週間後、血糖値が正常に戻っていることを検診で確認してください。増えてしまった体重は、半年から1年の間を目処に徐々に戻していけると良いですね。

また、赤ちゃんに母乳をあげることでママ自身も赤ちゃんも糖尿病にかかる確率が低くなります。授乳育児を積極的に頑張ってください!

妊娠糖尿病は、食事や運動を少し気をつけて意識しておけば予防ができる病気です。 必要以上に恐れず、バランス良くマタニティライフをお過ごしください。 。
参照: 「妊娠糖尿病Q&A」「日本産婦人科学会」「ハッピー・ノート.com」

次回もお楽しみに♪
 
 
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