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痒み

その痒み、妊娠性皮膚掻痒症!?Vol.204

更新日時:2015年09月11日(金) 
肌寒くなってくると体全体が乾燥しはじめ、痒みを感じることが多くなってきますよね。
ひどい乾燥で粉をふいてしまったり、あまりの痒さで肌を傷つけてしまったりと妊娠中は肌のトラブルも辛いものです。

妊娠中期~後期にかけて、体全体に非常に強い痒みを感じた場合、“妊娠性皮膚掻痒症(にんしんせいひふそうようしょう)”の可能性があります。
今回は“妊娠性皮膚掻痒症”についての原因や対策についてです!
痒み

[参考]痒み

■妊娠性皮膚掻痒症の原因は?

妊娠性皮膚掻痒症(にんしんせいひふそうようしょう)は、妊婦さんの誰もがなる可能性があるもので、以前は乾燥肌ではなかったという方でも十分になり得るもの。

一番の原因と考えられているのが、ホルモンの影響です。
女性ホルモンが増える一方で男性ホルモンは低下しその影響により肌が乾燥しやすくなります。
また、お腹が大きくなるにつれて肝臓が圧迫されて肝機能が低下し、胆汁の分泌が悪くなることで痒くなるとも言われています。
糖尿病や精神神経疾患、その他ストレスなどが原因となる場合も考えられ、原因は様々なようです。

■妊娠性皮膚掻痒症の症状

湿疹や腫れなど、肌には特に異常がないのに、強いかゆみが出る場合、妊娠性皮膚掻痒症と診断されます。妊婦さんの約3%がこれにあたるのだそう。
痒くなる部位は人それぞれで、腕やお腹、背中、足など全身に渡ります。肛門や頭部などが痒くなる人もいます。
乾燥がひどくなると粉をふいたり、ちくちくとした感じの痒みがあったりします。 お風呂に入った時に余計に痒くなったり、他のことに集中ができないくらいの痒みを感じることも。
湿疹のようなものが出たり、赤く腫れ上がったりというような症状は見られないのも特徴のひとつですね。

■痒みを和らげる対策

掻いてはいけないとわかっていても、我慢できない程のかゆみが妊娠性皮膚掻痒症です。
病院へ行くのはもちろん、次のような工夫で少しでも痒みを和らげてみましょう。
◎低刺激の下着や締め付けのない服装を◎
肌に直接触れる下着は刺激の少ない素材を選びましょう。
ごわごわした肌触りの繊維は肌へ負担になります。優しいコットン素材などがオススメです。
また、縫い目やタグなどが当たらないよう工夫してみましょう。
きつめの服は、肌への直接的な負担になりますのでかゆくなることがあります。ゆったりした服を選びましょう。
◎保湿を徹底しよう!◎
秋から冬にかけては特に徹底したいのが保湿です。
いきなり油分だけを塗ると、毛穴が詰まったり、炎症を起こす場合があります。
顔と同じようにまずは水分の補給からしっかり行うことが大切。
化粧水とクリームが混合しているオールインワンのような保湿クリームや、妊婦さん向けの肌への負担が軽い商品を選んでみてはいかがでしょうか。 。
◎ボディタオルや洗顔スポンジは避けよう◎
妊娠前は平気だった、ボディタオルや洗顔スポンジ。妊娠して肌が敏感になっている場合、刺激が強すぎるのでとくに痒みが出ている時は絶対にオススメできません。自分の手で優しく洗いましょう!
また、ボディーソープよりも無添加の石鹸で洗う方が刺激が少なくて良いです
◎保冷剤などで急激に冷やすのは禁止!◎
痒くなった時、どうしても冷たい保冷剤や氷水で冷やしたくなりますが、急激に冷やしてしまうと瞬時には痒みがおさまっても、少し時間が立てば反動で余計に痒くなってしまいます。
タオルをぬるめのお湯につけ、少しだけ冷たいと感じるもので対処しましょう。

■妊娠性皮膚掻痒症の治療について

あまりにも痒く、我慢ができない程になっている場合はすぐにお医者さんへ相談し薬を処方してもらってください。
いつも通っている産婦人科の先生に、皮膚科の先生を紹介してもらうのが良いでしょう。

肌の乾燥対策を徹底することや、強い刺激を与えない工夫をすることでケアはできますが、 掻き続けることは悪化や他の病気に繋がる可能性もあります。
痒みを止める市販の塗り薬ももちろんありますが、妊娠中は念のためお医者さんに判断してもらうことをオススメします。

これから肌トラブルが増えてくる季節ですが、適切なケアや治療で少しでもストレスを軽減してマタニティライフを過ごしていきましょう!
参照: 「ホスピタ」「ヘルスケア大学」「妊娠出産の知識トラブル大辞典」

次回もお楽しみに♪
 
 
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