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ママコラム

赤ちゃん 熱

風疹抗体についてVol.47

更新日時:2012年08月17日(金)
「風疹」は、別名「3日はしか」とも呼ばれ、感染すると鼻水やせき、口蓋にバラ色の斑点ができるなどの初期症状から、悪化すると発疹の広がり、後頭部や頚部のリンパ節の腫れが起こります。また、その間38℃~39℃前後の高熱に苦しめられることになります。

今年になり、この風疹に感染する人が増え始め、2012年6月24日時点までで、感染患者数は453人。全国集計が始まった2008年以降で、最高人数を記録したそうです。妊婦健診で『風疹抗体検査』を受けられている方もいると思いますが、この『風疹抗体』は、赤ちゃんのほしいママにとって、非常に重要な意味をもつものなのです。

【 風疹抗体検査とは? 】

赤ちゃん 熱 「風疹抗体」の検査は、風疹のウイルスに対する体の有無や量を調べる検査です。さて、ではなぜ赤ちゃんがほしいママにとって、重要な意味をもつのでしょうか?それは、もし妊娠初期に風疹に感染してしまうと、流産の恐れや、赤ちゃんが白内障、心疾患、難聴などの「先天性風疹症候群」にかかってしまうなど、胎児に深刻な影響をもたらす場合があるからなのです。

◇でも、風疹は子どもの頃にかかったら、もうかからないのでは?
確かに、風疹は多くの人が子どもの頃にかかります。そして、一度かかってしまえばそれ以降は体に免疫が作られてもうかからない、と言われてきました。しかし、再感染をする可能性もあるということが、近年わかってきているのです。

◇風疹の予防接種を受けているから大丈夫では?
たしかに、予防接種によって十分な免疫がつけば感染はしません。しかし、数年以上経過すると消滅してしまう場合もあるようです。また、気を付けてほしいのが、1979年から1987年(昭和54~62年)生まれのママ。この年に産まれた約半数の方は、風疹の予防接種をしていないのです。この年に産まれた方は、現在25歳~33歳。まさに、妊娠・出産のピーク時期!ですよね。風疹のワクチンは、ウイルスのワクチンが生きている生ワクチン。妊娠中は打てません。できれば妊娠前に、風疹抗体を持っているかどうか、事前にチェックしておいてください。接種後2ヶ月経てば、妊娠しても問題はありません。

◇簡単に感染する風疹!家族で検査・予防接種を
ご自身に風疹抗体があるかどうかが一番大事なポイントですが、抗体が低かった人は、できればパパや上のお子さまの抗体も検査してもらいましょう。風疹は、咳やくしゃみによる飛沫感染が大半です。そして、今年の現時点での感染者のうち、453人中、350人が男性との報告があがっています。風疹ワクチンの予防接種が始まった当初、女子中学生だけが対象だったり、まだ接種率が低かったりした20代~30代の男性が6割を占めているとのこと。働き盛りの年代ですので、職場感染をして、ウイルスを家庭に持ち帰り、そのままママにうつしてしまう可能性も。免疫が獲得されるまで1~2ヶ月はかかります。家族全員で、早めの検査・接種を心がけて。

現在、初期の妊婦健診の血液検査に、風疹に対する免疫があるか調べるHI抗体検査が含まれています。しかし、先述したように、妊娠中はワクチンを打つことができません。検査の費用は医療機関によって価格が異なりますが、できれば妊娠前に検査を受けることをオススメします。

家族でしっかり風疹予防をして、元気で健康な赤ちゃんを産みましょうね♪
次回のママコラムは「赤ちゃんの虫歯予防」です。



お楽しみに!
 
 
 
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