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妊娠悪阻

妊娠悪阻って知ってる?Vol.53

更新日時:2013年09月28日(金) 
妊娠された6割ほどの方が体験するという「つわり」。妊娠=つわり、というイメージも強いと思いますが、つわりといってもその症状は人それぞれ。様々な種類のつわりがあり、症状の重さも、かなり個人差があります。

「つわりはきついけど、妊娠したって実感できるからなんだか嬉しい」というママも中にはいらっしゃると思うのですが、まれに入院の必要があるほど症状が悪化してしまうこともあるって、ご存知でしたか?その病状を「妊娠悪阻(にんしんおそ)」といいます。

今回のコラムは、つわりの種類と「妊娠悪阻」についてご紹介します。

【 つわりの種類 】

においに敏感になる方もいれば、食欲がなくなる方、
はたまた食べないとイライラしてしまう方など、
つわりといっても、本当に症状は人それぞれ。

実際には、どれくらいつわりの種類があるのでしょう。代表的なものをご紹介します。
つわり イラスト
・吐きづわり
妊婦さんの半数は経験していると言っても良いかもしれません。代表的なつわりの症状ですよね。

・においづわり
何のにおいに敏感になるかは人それぞれのようですが、においを嗅ぐと吐き気がしたり気分が悪くなったり。「炊立てのごはんのにおいがきつい」なんてよく耳にしますよね。

・食べづわり
女性にとって、一番の敵?かもしれません。
おなかが空くとムカムカして気持ち悪くなるので、常に何か口に入れておかないとダメ、というのが食べづわりです。体重管理が大切な妊婦さんにとって、かなりきつい症状ですよね。ちょこっとサイズの食べものを持ち歩くのが良いですね。

・眠りづわり
無性に眠たくなる、という妊娠初期のママさんの声も多く聞きます。つわりの一種、というより妊娠初期の症状の一つです。

・よだれつわり
唾液が多くなる、という立派なつわり症状のひとつです。あまり認知度は高くありませんが、味に関する不快感もよく聞かれますし、それが原因で吐き気をもよおすこともあるので、症状がひどい場合は病院に相談しましょう。

・そのほかのつわり症状
つわりにはいろいろな症状がありますが、たとえば、
「頭痛」「胃もたれ」「便秘・下痢」「耳管開放症」「精神的に落ち込む」 なども、立派なつわりの一種です。

【 妊娠悪阻(にんしんおそ) 】

上記のようなつわりの症状が悪化し、日常生活をおくれないほどの状態を「妊娠悪阻」といいます。
この症状になる妊婦さんは、全体の妊婦さんの0.1~1%ほど。ほとんどはならないのですが、妊娠悪阻になれば、入院が必要です。
では、妊娠悪阻とはいったいどのような状態なのでしょうか?

・水分を全く受け付けない
・体重が5kg以上減る(体重の10%以上)
・尿にケトン体が出る。
  ※ケトン体…栄養状態が悪くなったときに肝臓で脂肪を分解することにより出るもの
・1日に5回以上吐く

などの症状が多くあてはまるのならば、妊娠悪阻と診断される可能性が高いでしょう。つわりが本当に酷くなって、何も食べられず、水さえも吐いてしまうような状態になったら、妊娠悪阻を疑いましょう。

また、妊娠悪阻は、嘔吐期・肝臓障害期・脳障害期の3つの期に分けられます。

・第1期(嘔吐期)
常に吐き気、嘔吐があり、血液交じりの物を吐きます。体重は減少し、脱水症状も引き起こします。ほかに食欲不振や、身体のだるさ、めまいなどが起こります。

・第2期(肝腎障害期)
嘔吐期の症状がさらに悪化します。代謝異常による中毒症状が現れます。
ケトン体に陽性反応が見られます。肝臓や腎臓に障害が出てきてしまい、この時期になると入院が必要になります。

・第3期(脳障害期)
水分が失われてしまっている状態で脳神経にまで症状が出ます。
幻覚や幻聴、視力障害などの深刻な症状、さらには意識障害が出たり大変危険です。

いかがでしたか?
ここで紹介したほかにも、ママによってマイナーな症状がみられる場合もありますし、
ほかの病気が原因のときもあります。
心配ならば、一度病院にご相談くださいね。
体の変化は妊娠中にはつきものですが、
心の不安を少しでも解消して、素敵なマタニティライフを楽しみましょう。

次回もお楽しみに。

記事の参考サイト

■e-妊娠
■つわりを知る

 
 
 
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