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レシチンに注目!Vol.57

更新日時:2013年10月26日(金) 
我が子を授かったら、無事に健康な赤ちゃんが産まれることがママの一番の願いですよね。でも、障害を持って産まれてくる赤ちゃんや、早産、流産してしまう赤ちゃんがいることも事実…。
そんな中、これらを防いで赤ちゃんを健康に育ててくれる栄養素として、「レシチン」が注目されています。

そこで、今回はこの「レシチン」についてご紹介したいと思います。

【 レシチンとは? 】

「炭水化物」「タンパク質」「脂質」は、私たちの体にとって大切な栄養素ですよね。さらに「脂質」は、善玉と悪玉とに分かれるのですが、レシチンはリン脂質という善玉の「脂質」にあたります。
レシチンは人間を構成している細胞すべての膜組織の中にあって、これがないと私たち人間は生きていくことができません。人間にはもちろんのこと、赤ちゃんが成長していくための細胞にも、レシチンは必要不可欠な栄養素です。
意外かもしれませんが、羊水や胎盤の中にもレシチンは存在しているのですよ。赤ちゃんがママのおなかの中で順調に呼吸をし、栄養分を吸収し、不要物質や有害物質を排泄する機能は、羊水や胎盤の働きによるもの。中でも赤ちゃんの呼吸、栄養の吸収を左右しているのはレシチンなのです。

【 レシチンが少ないと? 】

赤ちゃん 食事 イラスト ママの羊水中や胎盤の中に十分なレシチンがないと、赤ちゃんの発育はおかしくなってしまいます。
例えば、早期死亡の原因で1番多いのが呼吸困難なのですが、未熟児の赤ちゃんは呼吸窮迫症候群(RDS)を抱えていることが多いのです。これは上手く呼吸ができていない証拠。赤ちゃんの肺にレシチンが不足しているためだと言われています。
羊水の中に含まれるレシチンが少ないと赤ちゃんは呼吸困難を起こし、とても危険な状態に陥ってしまいます。それが、羊水の中にレシチンが十分に含まれているだけで、赤ちゃんの肺の中のレシチンは多くなり、赤ちゃんが上手に呼吸をできるようになるのです。
また、レシチンは酸素を血液中にとかし、産まれるときにたくさんの酸素を脳に運んでくれるので、赤ちゃんが危険に陥る可能性も少なくなります。

【 脳の栄養素 レシチン 】

レシチンは赤ちゃんの呼吸困難などを防ぐ働きをしてくれるほか、脳細胞の形成にも深く関わっています。人間の臓器にはレシチンがたくさん含まれているのですが、中でも脳と肝臓には豊富に含まれています。特に、脳を形成する物質の30%がレシチン成分であると言われるほど。
つまり、レシチンは赤ちゃんの脳細胞をつくる栄養素そのものなのです。そんな大切な栄養素が不足するとどうなるでしょうか?赤ちゃんの脳が健やかに育たなくなってしまいます。
胎盤の酸素が不足すると、赤ちゃんの脳が破壊されてしまうことも。赤ちゃんの脳が充実するためには、ママの羊水や胎盤にレシチンがあることが必要不可欠なのです。

【 特にレシチンを摂りたい時期 】

レシチンは、赤ちゃんの脳が急激に発達する妊娠3ヶ月から生後6ヶ月の時期に積極的に摂ると良いでしょう。ある栄養学者は「とりかえしのつかない知能障害は、妊娠3ヶ月の赤ちゃんのときから生後6ヶ月までの栄養不足によって起きる可能性が高い」としています。この栄養不足とは、レシチンのこと。
ですから、赤ちゃんの脳が形成されるこの時期に、レシチン不足にならないように注意しましょう。ママがレシチンをたっぷり摂ると、赤ちゃんは心身ともに健康で賢く育ってくれますよ。

【 レシチンを摂るには? 】

レシチンを多く含む食べものとしては、卵黄・大豆・納豆・大豆加工食品(豆腐・豆乳)・ごま油・小魚・レバー・ウナギなどがあります。ウコンなどに含まれるクルクミンと同時に摂ると効果が高くなるのでオススメです。
ただし、卵黄にはコレステロールも多く含まれているので、コレステロール値が高めの方は、 納豆や豆腐などの大豆製品からレシチンを摂るようにしましょう。

いかがでしょうか?
普段の食事に上手くレシチンを取り入れて、健康な赤ちゃんを産みましょうね♪

次回もお楽しみに。
 
 
 
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