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おむつはずしVol.62

更新日時:2013年11月30日(金) 
断乳が終わり、次にやってくる卒業イベントは「おむつはずし」。よく「おむつは2歳を目標に卒業させる」「早くおむつが外れると賢い子で、しつけ上手!」などといった認識をされていることが多いのですが、実はこれが、大きな勘違い。おむつがはずれるタイミングは個人差があるので、変に焦ってお子さまをせかすのは返って悪影響なんです。

【 おむつはずしのベストタイミングを知ろう 】

子ども トイレ イラスト
そもそもおしっこは、口から水分を摂ったあと腎臓でろ過され、いったん膀胱に溜められます。大人はこの段階で、しばらくの間意識して溜めておくことができるのですが、大脳皮質の発達が未発達の赤ちゃんは尿意を感じることがなく、さらに膀胱自体も小さく未発達なため、溜めておくことができないのです。そのため、おしっこが溜まると反射的に出してしまうのです。これは、体と脳が成長していくことで、おしっこをがまんしたり出したりすることができるようになります。

おむつはずしでは、年齢やしつけではなく
「体と脳が成長しているかどうか」が
重要なポイントになるのです。


周りのお友達がおむつはずしを始めたり、「もうおむつは卒業したよ」なんて聞くと焦ってしまう気持ちもわかりますが、周りの話は参考程度に聞いておき、焦らず、お子さまの成長スピードに合わせておむつはずしを始めるようにしてください。

では、どのくらいの状態になれば、おむつはずしを始めたら良いのでしょうか?
目安となるポイントは
①おしっこと次のおしっこの間隔が、2,3時間あくようになった
②ひとり歩きができるようになった
③言葉を理解できるようになった


この3つのポイントは大脳皮質の発達と関係があり、
特には、膀胱にある程度おしっこを溜められるようになったということなので、重要なポイントになります。

【 おむつはずしの方法 】

一般的なおむつはずしの方法をご紹介します。
まず朝、起きた時にトイレやおまるに座らせて、おしっこをさせてみましょう。
できたらほめてあげて、おしっこをする感覚を教えてあげます。
そして、日中はトレーニングパンツをはかせ、濡れた感覚を教えるようにしましょう。
多くの場合、おしっこが出たら子どもから教えてくれるケースが多いですが、
そろそろおしっこする時間かな、と思ったら、さりげなくトイレやおまるに誘ってみるようにしてください。
そうすることで、
「おしっこが出る前に教えれば気持ち悪くならずにすむ」ということを経験させてあげましょう。


それまでおむつで過ごしていたお子さまの中には、最初はトイレやおまるを怖がる場合も
あります。とくにトイレは、ドアが閉まりママやパパの姿が見れなくなってしまうので、とても不安を感じてしまいます。そこで、おっこやうんちが出るまでの時間は、お子さまが好きな絵本を読んであげたり、人形ごっこをしたりするのも良いでしょう。

ただし、気を付けないといけないのは、トイレを「遊び場」と思わせないようにすること。トイレを怖がるからといってあまり楽しくすることに工夫しすぎると、遊び場だと勘違いしてしまうこともあるので、楽しい工夫はほどほどに。あくまでも“おしっこやうんちをする空間”ということを忘れさせないようにしてください。

【 おむつはずしの時期は“夏”がベスト? 】

夏や春先という暖かい季節がおむつはずしの時期の定番と思っている方も多いと思いますが、特に季節にこだわる必要はありません。ただ、冬などの寒い季節に始める場合、少し工夫が必要です。

①厚着をさせないこと
厚着をさせてしまうことで着脱に時間がかかり失敗の確率が高くなってしまうからです。失敗してしまうとお子さまも悲しいですし、洗濯が増えるママも悲しい……。ついついきつい態度になってしまうことも。それではおむつはずしもうまくいきませんので、なるべく暖房をきかせ、薄着で過ごせるようにしましょう。

②トレーニングパンツではなく普通のパンツを用意すること
冬になると、トレーニングパンツは乾きにくい場合もあるので、普通のパンツをたくさん用意するようにしましょう。

③便座を暖かくすること
冬の寒い時期に便座に座ったときのヒヤッとする感じは、大人の私たちでもあまり良いものではありませんよね。お子さまだって、もちろおん同じです。嫌な感覚を味あわせてしまうとそれが抵抗感につながる場合があるので、おまるなら暖かい部屋に置くように、トイレなら便座にカバーをかけるようにするなど、ヒヤッと感 を感じさせないようにしてあげてください。

【 しっかりほめてあげよう 】

おむつはずしの大前提は、焦らない、叱らない、ほめてあげる、の3つ。
最初でもお伝えしたように、おむつはずしのタイミングはお子さまの成長によって変わってくるので、決して周りと自分の子を比べず、できないからと言って怒らないようにしてあげてください。焦って怒ることで、トイレがトラウマになり、おむつがはずれるのが逆に遅れてしまう恐れがあります。
そして、ちゃんとできたときは、これでもかというくらい、ほめてあげること。
「すごいね!ちゃんとできたね!」とママが喜んでくれることで、「これをしたら、ママが喜んでくれる」とインプットさせるようにしましょう。

いかがですか?
このように、おむつはずしはママがしっかりお子さまの成長を確認し、お子さまに合わせて行っていくイベントなのです。お子さまの成長を感じながら、楽しみながらお子さまと一緒に行っていくようにしましょうね。

次回もお楽しみに。
 
 
 
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