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子どもの睡眠と成長Vol.76

更新日時:2014年03月15日(金) 
子どものころ、「寝る子は育つ」といわれて、親から早く寝るよう注意された方も多いと思いますが、最近では夜遅くになっても起きている子どもをよく見かけるようになりました。
ご両親に連れられて、最終電車で家に帰るお子さまも、たまにみかけるほど。でも、これって実はお子さまの成長を妨げるとっても危険な行為なんです。
今回のママコラムは、子どもの成長と睡眠についてお話します。

【 「寝る子は育つ」は本当だった! 】

乳児 写真 赤ちゃんや子どもの睡眠は、私たち大人の睡眠とは大きく違っています。
睡眠には、脳の睡眠といわれる「ノンレム睡眠」と、体の睡眠といわれる「レム睡眠」があり、赤ちゃんや子どもが深いノンレム睡眠のときに、脳下垂体から、成長ホルモンが分泌されます。
この成長ホルモンは、子どもの成長になくてはならない大切なもの。これがあることで、骨や筋肉を成長させるのです。
子どもたちは、多くの睡眠をとることで、たくさん成長ホルモンを分泌させ、自分の体を作ります。
また、特に脳の発達に重要で、子どものころに睡眠が不足すると、脳の発達にも支障がでます。
よく「寝る子は育つ」といいますが、これは科学的にも正しいことなのですね。

【 睡眠は心の成長にも関係が 】

睡眠は体の成長にも欠かせませんが、同時に心の成長にも重要な役割を果たします。

睡眠が不足すると大人の方でもイライラしやすくなると思いますが、当然子どもにも影響が…。
睡眠不足による成長ホルモンの不足は、体の成長を妨げるだけではなく、情緒不安定の原因にもなるといわれています。
まだ人格がしっかりと形成されていない段階で、睡眠不足による精神の不安定は深刻な問題。

今、イギリスでは若者による犯罪などが紙面をにぎわしていて、未成年の犯罪やマナー違反、学級崩壊などが深刻な問題になっているようです。そして、子どもたちの65%が、深刻な睡眠不足なんだとか、夜遅くまで起きていても何も言われず、パソコンや携帯電話をいじりさらに睡眠時間を減らし、寝不足に拍車がかかっていて、終いには寝たくても眠れないと悩む子どもたちが急増しているらしいのです。

これは、子どもの睡眠不足が指摘されている日本にとって、決して他人事ではない話ですよね。お子さまがのびやかに、穏やかな心になるためにも、睡眠はキーポイントになります。

【 睡眠時間を調整しよう 】

では、どのように子どもの睡眠時間をつくってあげれば良いのでしょうか?

米国立睡眠財団によると、子どもの望ましい睡眠時間は、
乳児(3~11カ月)で14~15時間、
1~3歳で12~14時間、
3~5歳で11~13時間とされています。


睡眠時間にはかなり個人差があるので 数字にこだわる必要はありませんが、
ポイントは赤ちゃんのころから睡眠サイクルを意識してあげること。
私たちの体内には、一日における覚醒と睡眠、体温、ホルモン分泌のリズムなどを調整するためのシステムが備わっています。それが、『体内時計』といわれるものです。
そして、その「体内時計」によって、それらのタイミングを調節しているのです。しかし、ご存知のとおり、生後まもない赤ちゃんは「おなかがすいたら起きる」など、睡眠周期が不規則ですよね。
これは、まだ対内時計が働き出してないから。
生後2,3か月になったころ、ようやく体内時計が働き出すのです。
ママは、赤ちゃんが体内時計の働きを作り出そうとしているこの時期から、日中は光をあびさせ、夜は暗いところで寝かせる、という自然な生活を送らせることに意識しましょう。

太陽の光とともに起き、太陽とともに眠る生活リズムを取らせることが、赤ちゃんや子どもの良い睡眠につながります。

睡眠は、お子さまにとって、なくてはならない大切なもの。そしてなにより、「質の良い睡眠」をとることが大事なのです。ママもそのことをしっかりと頭において、夜いつまでも明るい部屋にお子さまをいさせないなど、細心の注意を払いましょう。

次回もお楽しみに。 
 
 
 
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