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妊娠中毒

羊水過多症

羊水量が通常より多くなることで危険とされます。

羊水過多症とは?

通常、妊娠後期の羊水量は500ml程度です。それに対し、子宮内の羊水が800mlを超えると判断される場合を羊水過多といい、これに母体の自覚症状を伴う場合を羊水過多症といいます。発生する確率は、約1~3%といわれています。
羊水は主に胎児の尿、肺胞液からできており、(※)嚥下(えんげ)により胎児に吸収されます。両方のバランスにより羊水量は安定していますが、バランスが崩れると羊水量に異常をきたすことになります。数週から数ヶ月をかけて徐々に羊水が増えていく慢性羊水過多症になる方が一般的ですが、まれに数日で急激に羊水が増加する急性羊水過多症があり、急性羊水過多症の方は注意が必要です。

(※)嚥下(えんげ)…口の中のものを飲み下すこと。

出典:医学事典


急激に腹部が大きくなり、腹痛、腰背部痛、吐き気、ときには呼吸困難、動悸、嘔吐などが起こります。自然に陣痛が始まるか、早期破水を起こして流産することがあります。

急性型と同様の自覚症状が25週ごろから現れますが、症状は軽いのが普通です。前期破水をきたし、早産にいたることもあります。

治療法とは

羊水過多の半数以上は、原因がわかっていません。わかっているものでは、一般に胎児側の原因(先天異常・巨大児・一卵性双生児など)が多いとされています。その他、母体側の原因としては、心・腎・肝疾患、糖尿病などがあげられます。羊水過多だとわかった場合は、その原因を追及することが大切になります。
軽度・中度の羊水過多の場合は、巨大児や糖尿病の合併を推測して、胎児計測や血糖検査を行います。重度の羊水過多は、胎児の消化器系の奇形などの可能性を探るため、超音波検査・染色体検査をするとともに、早産や前期破水に注意することが必要です。

羊水過多症の治療法は?

妊娠 イラスト

■羊水の除去
羊水過多の多くは、特別な治療をする必要はありません。しかし、母体に持続的な腹痛が現れた時には、入院してから羊水を抜くこともあります。その場合、お腹に針を刺して抜きます。1~2Lの羊水を除去するのが一般的ですが、子宮収縮抑制剤を投与されることもあります。


■合併症にもご注意を
早産や前期破水、常位胎盤剥離や、産後の弛緩出血など。また、羊水過多の場合には逆子になっている場合も多いですので注意が必要です。

記事の参考サイト

■医学事典
■gooヘルスケア
■切迫流産・切迫早産でも快適安静生活

この記事を書いた人
ママテラス編集者
ママテラスクリエイター 好村シュンイチ
発生する確率は低めですが、もし発症してしまった場合は設備のしっかりした病院で診てもらいましょう。
自覚症状があればすぐに病院へ連絡を!
 
 
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