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マタニティマークをつける意味

マタニティマークをつける意味

マタニティマークをつける意味ってなんでしょう。今一度再確認しておく必要があります。
掲載日;2015/03/11
マタニティマークをつけることに消極的な意見があります。このマークが正しく理解されていない、認知されていないという現状が、悲しいトラブルを引き起こし、マタニティマークは“危ない物”と認識されているのかもしれません。今一度、マタニティマークの本当の意味について考えてみましょう。
マタニティマーク

[参考]厚生労働省:マタニティマークのデザイン及び利用方法について

実際に起こった危険な体験

妊婦さんを守るべきはずのマタニティマークをつけていて、「怖い目にあった」「嫌がらせにあった」という方が実際にいるようです。

具体的な例を見てみると…
・「妊婦だからって特別扱いはおかしい」と言われた。
・「電車になんか乗るな!タクシーにでも乗れ!」と言われた。
・「幸せアピールなんかして恥ずかしくないの?」と言われた。
・「妊婦はタクシーに乗れ!タクシーに乗るお金がないなら子どもを作るな!」と言われた。
・「混んでいる時間帯に、わざわざ乗らなくてもいいのにね」と聞こえるように嫌味を言われた。
・駅のホームで電車を待っていると、見ず知らずの女性にマタニティマークを引きちぎられた。
・駅のホームで電車を待っている時にお腹を蹴られた(殴られた)。
・電車内で目の前に座っていた女性から肘でお腹を殴られた。
・ホームに突き落とされた。

引用:「baby’s-room-net  マタニティマークの危険性」より



いかがでしょう。現実にこんなことがあるのかと、びっくりしてしまいます。特にママに危険を伴うものまであり、本当に信じられません。原因をたどると、電車の中では「疲れているのに、席を譲らなければいけない…」という、疲労からくる不満が妊婦さんへ向けられてしまったケースが多いのではないでしょうか。また、赤ちゃんが欲しくても授かることのできない女性が攻撃的になってしまう、といった例が挙げられているようです。非常にセンシティブな問題に直面している女性が近年では多く、そのようなことから起こってしまう問題なのかもしれません。マタニティマークを良く思わない方の中には、「電車で席を譲るように強要された」という人や、「席を譲ってもらうために、なりすましでマタニティマークを付けている人がいる、というのをニュースで見た」などという声もあるようです。

マタニティマークの意味を今一度考える

妊娠4ヶ月 イラスト マタニティマークに関するトラブルなどを見ていると、実際マタニティマークの意味をよく理解しておらず、誤解をしている方が多い気がします。マタニティマークをつける妊婦さんも、それ以外の方々も、今一度マタニティマークの意味を考えてみましょう。

マタニティマークは、「幸せアピールのマーク」でもなければ、「妊娠しました♪」というアピールのマークでもありません。本来の目的は、お腹が目立たない妊娠初期などに、もしもどこかで倒れてしまった場合、また事故に巻き込まれてしまった場合などに「お腹に赤ちゃんがいます」と、伝えることができる大切な目印です。いつ体調が悪くなってもおかしくない妊娠中。

このマークがあれば、倒れてしまった時でも救急隊の方が赤ちゃんに配慮した適切な処置をしてくれます。危険だからと言って外出をしないわけにもいきません。地域によっては、お出掛けの時、必ず電車やバスを利用しなければいけないという妊婦さんもたくさんいらっしゃいます。また経済的理由から出産ギリギリまで働く女性も現代の世の中にはたくさんおり、もちろん通勤で電車を利用している場合もたくさんみられます。少しでもたくさんの方へ、マタニティマークに対する“正しい理解”が広まり、嫌がらせや危険な目に合うことがないような社会になることを願うばかりですね。

感謝の気持ちを忘れずに

妊婦さんも「妊娠しているのだから、優しくしてもらって当たり前!」というのではなく、優しくしてもらったり、助けてもらった際は、きちんと感謝を伝えるのが大切です。

赤ちゃんを守るのは自分自身

最初で述べたように、マタニティマークを身につけるのは消極的な意見もあります。上記で挙げたような危険な目にあったという事実や、妬みや嫉妬が怖い、などといったことからです。しかし、特に妊娠初期は、流産の危険や貧血で倒れてしまう危険が高いです。お腹が大きくなってからは、マタニティマークが無くても妊娠中だとわかりますが、ほとんど分からない妊娠初期には、気づいてもらえないことがあります。意思表示やこのマタニティマークを活用して、お腹の赤ちゃんを守ってください。守れるのは、ママのあなたしかいません。

記事の参考

■厚生労働省
■マタニティマーク普及委員会
■baby’s net room
この記事を書いた人
ママテラス編集者
ママテラスPR・ライター 篠原慶
全ての方が、マタニティマークに関して理解がある、という状況になるにはまだ少し時間がかかるかもしれませんが、ぜひ活用してお腹の赤ちゃんを守ってあげてください。はっきり見える位置につけておくのはどうしても怖い、抵抗があるという場合は、バッグの内側などで、すぐには見えづらい位置に付けるようにするなどの工夫をしてみては。倒れた時に、少しでも早く妊娠中だと気がついてもらえるようにしておきましょう。
 
 
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